IE手法でデスクワークも生産性10%UP
こんばんは。ハイブリッドワーカーの高梁巧也です。
最近、ハイブリッドワークするために本業の効率化を意識しています。
本業では海外工場に対して生産性向上の支援・指導を行っているのですが、
IEやTPSといった改善の考え方が「日頃のデスクワークにも使えるのでは?」と思うことがあります。
実際に、業務の時短化にも成功しています。
今日はそんな中から一つご紹介させて頂きたいのですが、よろしいですか?
IE(Industrial Engineering)には「標準なくして改善なし」という標語のようなものがあります。
改善をするためには標準を決めて作業を行い、
決められたことを守れない部分は改善する、
という意味です。
「標準」は何をもって定義されるかといいますと、
方法・手順・時間
です。
どんな方法を用いて、
どんな手順で作業し、
それぞれの作業にどのくらいの時間をかけるか。
これらを決めることが「標準を決める」です。
これ、ビジネスにおけるフレームワークじゃないですか?
特にルーチンとなってるような資料作成業務なんか、
バッチリはまりますよね?
では、どうやって改善につなげるか?ですが、
まずは業務について手順・方法・かかる時間を書き出してみてください。
そして3つの項目についてECRSを適用できないか考えるのです。
ECRSとは
Eliminate:削除する、減らす、なくしてしまう
Combine:結合する、他のものとくっつける
Rearrange:入れ替える
Simplify:簡素化する
の頭文字をとったものです。
業務の標準を方法・手順・時間で表現し、
ECRSの視点でそれぞれを改善してみてください。
このように細かく噛み砕いた状態だと
意外と改善できるものですよ。
私は定型資料の作成時間を、
この方法を使うことで10%削減できました。
今日もここまで読んで頂きありがとうございます。