伸縮性ブックカバー(COEUR-CUIRさんのChubie)のアイデアをひも解いてみた

こんにちは。たくやです。

今日は晴れてはいますけど、心地良い風が吹いてて

気持ちの良い日ですね。相変わらず引きこもってますがw

 

さて今日は、以前のブログでも書かせて頂いた

機能分解によるアイデア発想について事例を使って

紹介していきたいと思いま~す!

 

ご紹介するアイテムは

COEUR-CUIRさんの「Chubie」ブックカバー!!

国際文具・紙製品店にも出品された秀逸な商品です!!

 

えーっと・・・。読めない!!

社名はクールクル?

商品名はチュービー?

紹介するのに読めないってホントに失礼!!

ごめんなさい。詳しくはリンクのHPをご覧ください。

 

商品は、平たく言えばブックカバーです。

が、色んな厚さの本に対応できるんですね。

ブックカバーの背表紙側に細かく切れ込みが入ってて、

厚さに応じてウニョ~ンと伸びる感じです。

 

この伸縮性のおかげで、

B6判サイズで15~45mmまで対応可能、かつ、洗濯もできる。

 

欲しいです。紹介するのにまだ持ってませんw

さぁ、この商品、このアイデアを逆引きしていきましょう!!

 

アイデアのポイントは

ブックカバーに切れ込みを入れて伸縮性を出した点

ですよね。

 

従来のブックカバーでの難点は、

本の厚みによって、キュウキュウになったり

ゴソゴソになったりしてページをめくりにくい所に

あると思います。

 

  • 本が薄いとき、ゴソゴソしない
  • 本が厚いとき、キュウキュウにならない

 

この2つの問題を解決するブックカバーが必要となります。

 

ではブックカバーの機能を分解しましょう!!

ブックカバー単体をパッと広げてみると

①本の表表紙と裏表紙の端を引っかける部分

②本の表紙全体を包む(支える)部分

に分けることができます。

さらに②は

③本の表・裏・背中を支える部分

に分けることができます。

 

ブックカバーのゴソゴソ・キュウキュウ問題を解決するには

この合計5つの部分のいずれかを変えなければいけません。

 

次は視点を本の方に変えてみます。

本の厚みが変わるというのは、どこが変化するのでしょうか?

 

本の形は変わりません。

表表紙も変わりません。

裏表紙も変わりません。

そう、背表紙が変わっているのです!!

 

ということはブックカバーにおいても

「背表紙」という部分(機能)だけを変えてやれば

本の厚みの変化に対応できるということです!!

 

ここからは昨日のブログでも紹介したように

様々な資料を集め、それらを突き合わせて

新しいアイデアを考え、煮詰まったら放棄して

天啓に任せるw

 

「なーんだ、普通のアイデア発想じゃん」

と思ったそこのアナタ!!

私もそう思いますwww

 

ですが、漠然と「ブックカバーを変えよう!!」と

意気込んでも意見(アイデアの元)が発散するだけで、

なかなか思ったように集約が図れません。

 

機能分解という方法で、本当に変えるべきところ、

アイデアを出すべきポイントを押さえれば、

的の絞れた意見があがってきやすくなり、

実現性の高いアイデアが生まれてくるのです。

 


これからもチョイチョイ アイテムをを用いて

機能分解のやり方、着眼などを紹介していきたいと思っています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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