自分にとって大切なものの見つけ方
ジュール・ヴェルヌの『海底二万マイル』と『神秘の島』がベースとなっている作品なんですが、小さい頃に観たのをずっと覚えていたので、Amazonプライムで見つけてテンション上がりました。
最後のシーンが印象的でしたね。第1話からずっとシリアスなシーンでもコミカルに描かれていたのに、最終話だけ強いメッセージ性を感じるんです。アトランティスという強烈な文明を栄えさせるべきなのか、まだまだヨチヨチ歩きな地球を残すべきなのか。
アトランティスの文明を欲したのは宿敵ガーゴイルだけで、ナディアたちは決して執着していませんでした。科学オタクのジャンとハンソンにしても同様です。
なんだかこの構図がね、科学技術の発展vs家族・仲間の絆みたいに感じたんですよ。これまでにない新しい技術、確実に自分たちの生活を豊かにしてくれる技術と分かっていても、そんな目に見える華やかさではなく、家族や仲間たちと過ごす時間や存在そのものの大切さを教えられた気がします。
目に見えないものこそが大切
価値観を変える必要はないですが、多様な価値観があってもいいんじゃないかな・・・とも思います。華やかさに生きたい人も心の繋がりで生きたい人もその両方の人もそれぞれの価値観が折り合う地点を見つけたいものです。
まずは家族にハグをすることから始めよっかな。