失敗の定義と成功の法則

失敗の定義と成功の法則

昨日は休みだったので、Amazon Primeで久しぶりに映画を観てみました。

なんとなく開いて目に止まったのが、こちら

『俺はまだ本気出してないだけ』

マンガが原作なんですが、作者の青野春秋さんの作品が好きなんです。なんだか崖っぷちにいるようで、楽しそうだったり、勝手に希望に満ち溢れてたり。人ってそういうところあるよね、って一人で共感してる感じです。

『100万円の女たち』『スラップ・スティック』など他の作品も面白いので是非読んでみてください。

本作の主人公は大黒シズオ、42歳、バツイチ子持ち。「本当の自分を探す」と言って会社を辞めるも朝からゲームばかり。ま、ダメダメ親父です。そんなシズオがある日、「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ。」と宣言!!

マンガを描く!と言ってたのに、やっぱりゲームばっかり。父親からは怒鳴られ、高校生の娘には借金をし、バイト先では年下店長から怒られる日々。話が進めば進むほど、クズっぷりに落胆させられます。ネタバレになっちゃうんで詳しくは是非観て頂きたいんですが、私が感じたのは、何事も続けることが大切なのかもしれないな・・・というところです。

マンガ家として芽が出たわけではないですが、誰かに届くものを描けるようには徐々に成長している大黒シズオ。

人が成長していくためには色んなことにチャレンジすることが大切だと思うんですよね。そして、誰しも成功したいと思うじゃないですか。でも、成功って定義がないと思うんです。

例えば、年収1千万円を目標に働いている人がいたとします。その人が「もう少しで年収1千万円に届くぞ!」ってなった時にはきっと新しい目標ができていて、本人にとっては常に成長の過程にいるんだと思うんです。成功ってずっとずっと自分の前を走り続けてる感じ。

ただ、失敗っていうものにはハッキリと定義があると思うんです。それは「あきらめた瞬間」です。人があきらめた瞬間に、今まで一生懸命取り組んできたものに『失敗』というラベルが貼り付けられるんです。

劇中でシズオは最後までマンガを書き続けていました。担当編集者が厳しい人に変わってもあきらめずに「俺、マンガが描きたい」って・・・。なんかね、キュンと来てしまいました。

私が副業をスタートさせたのは2018年9月22日です。これまで色んなことがありました。新しい家族ができ、仕事も変わり、環境が一変しました。上手く行く日もあれば、そうでない日もありました。本業に振り回されたこともありました。でも、“俺はまだ本気出してないだけ”・・・ではなくて、”俺はずっと本気だから”。成功がなんなのか分かりませんが、成長し続けている実感はあります。俺ってスゲー!!笑

なんだか心の奥の奥の奥の方をちっちゃいマッチでポッと火を点けられたようなくすぐったい映画でした。

無料メール講座登録フォーム
お名前  *
 例)山田 太郎
メールアドレス  *
 ※半角英数字